そろそろ新生活の時期がやってきます。
春からの大学生活に思いを馳せて、胸を躍らせている人も多くいるのではないでしょうか?
僕自身、大学進学を機に上京してきたのが2年前。
初めての一人暮らしに戸惑いながらも、毎日が新鮮でカラフルな日常を送っていました。
しかし、一人暮らしにどうしても付いて回るのが、「お金の心配」です。
実家暮らしの頃と比べ、学費・家賃・生活費・交際費・雑費など、比べものにならないほどの費用が必要になります。
そこで、今回は仕送りなし、奨学金なしで大学生活を送っている僕の実体験から、一人暮らしに掛かる費用やその実態を考察していきたいと思います。
大学生の一人暮らしに掛かる費用
まずは大学生の一人暮らしに必要な費用を把握しましょう。
今回は、2年前、大学進学を機に上京してきた僕をモデルに考えていきます。
僕は現在、慶應義塾大学の経済学部に在籍していますが、上京後して1年目に掛かった費用は以下の通りでした。
支出先 | 費用(万円) | 内訳 | |
学費 | 入学費 | 20 | |
授業料 | 110 | ||
合計 | 130 | ||
居住費 | 引越し代 | 10万円 | 敷金・最低限の家具 |
家賃 | 60万円 | 5万円 × 12ヶ月 | |
合計 | 70万円 | ||
生活費 | 食費 | 36万円 | 3万円 × 12ヶ月 |
光熱費 | 12万円 | 1万円 × 12ヶ月 | |
通信費 | 12万円 | 1万円 × 12ヶ月 | |
雑費 | 12万円 | 1万円 × 12ヶ月 | |
交際費 | 24万円 | 2万円 × 12ヶ月 | |
交通費 | 4万円 | 3000円 × 12ヶ月 | |
合計 | 100万円 | ||
合計 | 300万円 |
このように、都内では比較的安めのアパートで家賃を節約し、自炊によって食費は最大限に抑えました。
サークルの飲み会などにも極力参加しないようにしましたし、友達とご飯に行く時も出来る限り安い所で済ませるようにしました。
また、通信費に関しても、途中からは格安SIMを利用することで、Wi-Fiと合わせて料金を5000円まで落とすなど、積極的に生活費を抑える努力をしました。(通信費を月5000円に抑える方法)
しかし、上京前には「家賃・食費・光熱費・その他費用で10万円くらいには抑えることができるだろう。」と思っていた生活費も、実際に一人暮らしを始めてみると予想以上にかかることに気が付きます。
大学は授業数が多いため、教科書などの購入費が高くついてしまいますし、大学生になってからの友人付き合いやサークル活動などにもお金が掛かります。また、アパートから大学への交通費のことも考えなければならないため、大学関係だけで結構な出費となってしまいます。
衣類や生活用品の購入費もバカにならない金額ですし、風邪を引いたらその治療費が必要になります。加えて、趣味にかかるお金や自分の欲しいものを買うお金など、最低限に抑えたとしても掛かるものは掛かります。
このように、上京前の皮算用的な予想に反して、プクプクと出費が膨らんでいってしまう訳です。
結果的には、学費と合わせると年間で300万円、月換算で25万円もの費用が掛かってしまいましたからね。月に25万円。大学生がバイトでどうにかできる金額ではありません。
それでは、大学生が親の手を借りずに一人暮らしをすることは不可能なのでしょうか?
4つのパターンに分けて考えてみましょう。
大学生の一人暮らし4つのパターン
奨学金や仕送り、バイトなどによる収入については、以下を目安に考えていきます。
奨学金は学費を賄える金額。
仕送りは家賃と生活費を分けて考えます。
生活費の仕送りに関しては、一般的な大学生平均の7万円とします。
大学生のバイトでの時給平均は1000円、月収平均は3〜5万円と仮定します。
奨学金と仕送り(家賃・生活費)がある場合
まずは、奨学金があり、家賃と生活費の仕送りもある場合です。多くの大学生はこれに当てはまるのではないでしょうか?
この場合は、学費と家賃や引っ越し代を考える必要がありませんので、先ほどの300万円から200万円を引いて、100万円で済みます。また、7万円×12ヶ月=84万円の仕送りがあるため、バイトで賄わなければならないのは16万円となります。これは、月換算にすると1万5千円くらいなので、アルバイトをすれば余裕でやっていけますね。
僕の周りの大学生もこのタイプが非常に多いです。大抵の人は、この状態からもう少しバイトを頑張って、自分の娯楽に費やすお金を賄っているようですね。
奨学金と仕送り(家賃)がある場合
学費と家賃は奨学金や仕送りでなんとかなるが、生活費は全て自分で払わなければならない、という場合ですね。
この場合、学費と家賃や引っ越し代を考える必要がありませんので、先ほどの300万円から200万円を引いて、100万円となります。月換算にすると約8万5千円。大学生がバイトで稼ぐ平均月収が3〜5万円程度であることを考えると、少し厳しいように見えるかもしれません。
しかし、時給1000円のバイトであっても85時間、週に5回入ったとして1日4〜5時間働けば良いので、頑張れば十分何とかなる金額です。実際に、僕の周りにも時給1000円程度のアルバイトで月に10万円ほど稼いでいる学生はたくさんいます。
また、家庭教師などの高給アルバイトや、引っ越しやブライダルといった1日に8時間以上入れるようなアルバイトであれば、土日をアルバイトに充てるだけでも十分にやっていけます。1日の労働時間が8時間を超えたり、22時以降の深夜時間帯に働く場合は時給が25%アップされるため、これをうまく活用している人もいます。
ですので、これは根気のある人であれば十分やっていけるパターンといえますね。
奨学金だけがある場合
続いて、奨学金はあるが、家賃や生活費の仕送りがない場合です。世間で所謂「苦学生」と呼ばれているのはこのパターンの学生ではないでしょうか?
この場合、学費は奨学金で賄えますが、その他に掛かる費用は全て自己負担です。先ほどの300万円から130万円を引いて、年間170万円を自分で稼がなければならないことになります。月換算にして15万円。不可能ではありませんが、だいぶ苦しい金額と言えます。
ただ、先ほど紹介したような高給で長時間の労働が可能なアルバイトで少し無理しながら頑張るか、自分の能力を生かした歩合制のアルバイトで賄っていくかという形であれば、まだギリギリ何とかなるラインだと思います。
日本人が美徳としがちである、相当苦労しながら大学に通う「苦学生」のパターンだと言えます。
何もない場合
最後に、仕送りも奨学金もないパターンです。正直、このパターンで大学生活を送っている人を、僕は自分以外で3人しか見たことがありません。
何せ、上京して最初の1年間で掛かる300万円を全て自分で賄うわけですからね。月換算にして25万円。新卒の平均給料を超えています。
もし仮に時給1000円のバイトで考えたなら、月に250時間も働くことになります。サラリーマンで1日8時間勤務+残業2時間と考えても、10時間×20日=200時間なので、サラリーマンよりも働くことになってしまいます。大学生としての本分をこなしながら、サラリーマン以上に働く。これは流石に不可能ですよね。
僕の知り合いで月に25万円以上稼いでいる人はみんな、自分の能力を生かした歩合制のアルバイトをしています。ホストやキャバクラ・ラウンジなどの水商売や、キャッチや訪問販売などの営業系のアルバイトですね。
しかし、これは能力がないと稼げない仕事ですし、仮に能力があったとしてもアルバイトが本分になってしまい、大学の授業を疎かにしてしまう人が多いです。僕の友達で唯一両立しているのはラウンジで働いている女の子なのですが、これは余程の可愛さとコミュニケーション能力が無いとできない仕事なので、ほとんどの人にとって無縁のアルバイトだと思います。
ですので、普通の学生がアルバイトで全てを賄うのはほぼ不可能なパターンだと言えます。
各パターンで必要な費用まとめ
最後に、それぞれのパターンにおいて、大学生が一人暮らしをするために稼がなければならない金額を、年間・月間に分けてまとめてみました。(単位は万円)
4つのパターン | 年間 | 月間 | 内訳 |
奨学金と仕送り(家賃・生活費)がある | 16 | 1.5 | 生活費 – 仕送り |
奨学金と仕送り(家賃)がある | 100 | 8.5 | 生活費 |
奨学金がある | 170 | 15 | 居住費 + 生活費 |
何もない | 300 | 25 | 学費 + 居住費 + 生活費 |
奨学金なし・仕送りなしで生活するには
これまで4パターンに分けて大学生の一人暮らしを考えてきましたが、結局、仕送りも奨学金も無い学生が東京で一人暮らしをするのは不可能なのでしょうか?
実は、そうではありません。実際に僕は現在、仕送りも奨学金もなしで一人暮らしをしています。
それでは一体どうやって月に25万円以上の費用を捻出しているのか?それを可能としているのが「ネットビジネス」です。
僕はこの「ネットビジネス」に高校2年生の時から取り組んでいます。
「ネットビジネス」と聞くとどうしても「胡散臭さ」が先行してしまいますが、それは「ネットビジネス」がどういうビジネスモデルなのかを知らないからです。このビジネスモデルをきちんと理解できれば、誰もがその意外な「透明性」に驚くと思います。
ですので、「ネットビジネスは胡散臭いものだ。」と考えている人は、ぜひ1度僕のメールマガジンを読んでみて下さい。僕が如何にして月に25万円以上もの生活費を捻出しているのかを知って頂けると思います。
配信はいつでも停止することができますので、お気軽にご登録くださいね。